おまとめローン



おまとめローンは低金利でおすすめ

おまとめローンはローンの一本化を目的とするローンです。複数の業者ローンで利用していると、月複数回になる返済や、高い金利により利息が厳しくなりがちです。

もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。おまとめローンもまた、ローンの一種ですので、理解しないままに利用するのはおすすめできません。

この記事ではおまとめローンの説明やメリット、デメリットを取り上げていきます。

おまとめローンについて詳しく

おまとめローンの仕組みは以下の通りです。

  • 借入先を1つにまとめることを目的とする
  • 現在、複数の業者から借りているお金の総額を、新たな借入先から借り返済する
  • 金利は下がる可能性がある
  • 返済手続きは楽になる
  • 審査は厳しい

昔は借金の一本化と言っていました。しかし、今はおまとめローンも普通の呼び名になっています。

例として以下のような借金状況を考えます。

  • A社から40万借金
  • B社から20万借金
  • C社から40万借金

ここで返済の手間や返済額を考え、新たにおまとめローンを利用します。新たにD社から100万円を借り、A,B,C社に全て返済します。今までの3社との契約は終了となり、今後はD社に100万の返済を行っていきます。

例えばA,B,C社の金利が18%、D社が15%の場合には、借金の返済総額は減る可能性があります。一本化したことで金利が下がった場合は、トータル返済額の面で得をすることが有ります。このようなおまとめローンのメリットやデメリットを次はまとめます。

おまとめローンのメリットとデメリットを考える

おまとめローンのメリットはいくつかあります。これをうまく使えば返済額を減らせる可能性があります。

  • 返済期日が月1回にまとめられる
  • ローンの金利が低金利になる
  • 支払いを減らせる可能性

いくつかの業者で複数のローンを利用していると、返済期日はバラバラになりがちです。借入先を1社にすることで、毎月の手続きを楽できるようになります。

また、金利の考え方から、借入額が高額になるほど、反比例するように金利が低くなっていきます。他にも、消費者金融から銀行系でおまとめする場合は特に顕著ですが、銀行の金利の上限は消費者金融よりも低く設定されています。

一つにまとめたことにより高額の借入となり、金利が今までよりも下がる可能性があります。同様に銀行系に借り換えた場合は金利が下がる可能性があります。結果として利息分が減り、利息を含めた返済総額が少なくなる可能性もあります。

ただしある程度以上の額にならないと、この効果は発揮されません。利子が下がるかは審査結果や契約内容によります。

また各月支払いの負担自体も軽くなるかもしれません。ローンには最小返済額が有りますが、一つにまとめた場合は、これまでの合計額より低くなります。ただし、これは後述のデメリットにもつながるので注意です。

一見便利なおまとめローンにもデメリットは存在します。

  • 約定返済額が少ない場合がある
  • 過払い金が発生している場合に返還請求できない
  • おまとめ後の債務整理に影響する場合がある

契約の当初、約定返済額が少なく設定した場合には要注意です。返済額が少ないということは、返済にかかる期間は長くなるということです。その間ずっと利子は発生するので、早めに返し終わる場合よりも返済総額は高くなります。

おまとめした時点で、次の月から安定して返していけるかはわかりませんが、返済に向けて生活が安定した場合には、できればギリギリまで返済額を上げるべきでしょう。

過払い金の請求のタイミングを逃すことにも注意して下さい。おまとめする際には、これまでの業者との契約は終了となります。おまとめする際の手続きから、過払い金を請求するタイミングを逃してしまいます。

実はおまとめローンの返済後にも、請求することが出来ると言われていますが、その場合には弁護士の力が必須となっています。

また、できれば債務整理のお世話にはなりたくないですが、おまとめ後の債務整理に影響が及ぶことが有ります。法律の問題が複雑に関わってくるので、心当たりがある人は弁護士に相談するべきでしょう。

ただし、「債務整理に影響するなんて不安だな」と思う人は、かなり危ない場所まで借金しているはずです。もしも、債務整理に及ぼす影響が不安であれば、おまとめローンよりも先に債務整理することも考えたほうがいいでしょう。

おまとめローンの審査は当然厳しいものになります。借金をまとめるために借入を申し出るのですが、おまとめローンだからといって審査基準が変わるということはありません。

つまり「すでに他の業者からいくらかの借金がある人間に、さらに同額のお金を貸すことができるか」という審査が行われます。

借り入れがない人よりも圧倒的に厳しいでしょう。しかし、返済額が減る可能性は魅力的です。難しくても申し込みくらいはしておくべきでしょう。

実際には、おまとめ専用ローンであれば、審査基準は優しくなる可能性もあります。金利などと相談してください。

おまとめローンで今の借入額以上の借り入れは可能?

原則として、おまとめローンでは借金額以上に借り入れできません。ただしおまとめローン後も別業者からは借金できる可能性があります。

実際は高額の借入になっているため厳しいでしょう。そもそも、これをしてしまうと、借金生活からいつまでも抜け出せないので絶対にやめましょう。

おまとめローンと総量規制

総量規制とは年収の1/3を超える借入を制限するルールです。しかし、銀行はもともと総量規制法に影響を受けません。銀行のおまとめローンは総量規制の影響を受けずに借金をまとめやすいと言えます。

一方で消費者金融系のおまとめローンも柔軟な部分があります。例外ルールとして「お客さんに一方的に有利となる借り換えは問題なし」と決まっています。

どの金融機関であれ、総量規制の影響が不安でも相談してみると良いでしょう。

これまで見てきた通り、おまとめローンにはデメリットもありましたし、審査も難しそうでした。しかし、返済の手間を省くことができ、また返済総額自体を減らせる可能性もありました。うまく条件が合えば、おまとめローンは魅力的な仕組みです。多重債務に悩む前に検討してみてください。